スクアレン
スクアレン(スクワレン)は、人間の皮脂中やオリーブ油などにも存在する油脂です。
10代後半の女性は最も多く、この時期の女性の肌はスクアレンの酸素供給効果で細胞を活発に生き生きとさせ、皮膚細胞が自然治癒力を十分に発揮しています。しかし、25歳頃になると次第に減少しはじめます。
栄養補助食品として製品化されているのは、深海ザメから採取した天然の肝油を減圧蒸留によって精製したものです。中でもアイザメの肝油中に含まれるスクアレン含有量は、約70〜85%と、ほかの深海ザメと比べても群を抜く量です。
海底500〜1000mという創造を絶する過酷な世界に生きる深海鮫の生命力は、その巨大な肝臓(体重の1/4)に含まれるスクアレンに秘密があると言われています。
・ 肝機能障害を改善
不飽和炭化水素で、酸素と結合しやすい性質があり、この働きによって各臓器の機能回復を助け、特に肝臓病に対して有効です。肝機能障害のある肝細胞に酸素を送り、活力を与えると言われています。
・ 抗酸化作用
激しい運動(水泳・ジョギング)や飲酒の前にスクアレンを飲むと、疲れ方やその影響を受けにくくなる事で知られています。また、この抗酸化作用で体の中で有害な過酸化脂質ができるのを防止しています。
過酸化脂質は、不飽和脂肪酸からできるもので、それは体に有害で動脈硬化の原因になったり、ビタミン類を破壊したり、ホルモンと結びついて効果を失わせたりします。
・ 細胞賦活作用
酸欠が起こったところに酸素を取り込むという、「酸素の運び屋」的な働きをしますので、年齢と共にスクアレンの減少による「しわ」「肌荒れ」などの老化現象や酸素不足による内臓の働きの低下による血液の汚れなども改善し、細胞がイキイキと活性して新陳代謝も促進され、自然治癒力が高まります。
スクアレン(スクワレン)の1日目安量は定められておりません。栄養補助食品として摂取する場合は、製品の表示を確認してください。スクアレン(スクワレン)は不安定で酸化しやすいため、ほとんどはカプセルあるいは錠剤の形で市販されています。
サメ肝油の食用としての歴史は、最低でも数百年は知られており、安全性が高いといえますが、含有する有用物質は強い作用を持ちますから、摂食上の注意も必要です。

