フコイダン


フコイダンはモズクやコンブ、ワカメなどの海藻類の表面にある独特のヌルヌルした成分で、硫酸化多糖類のひとつです。中でも特にモズクには、「硫酸化フコース」「フコース」が多く含まれているといわれ、この「硫酸化フコース」「フコース」が、癌に対して有効であることが判ってきました。

・ 免疫力強化作用、コレステロール低下作用
フコイダンをマウスに摂取させたところ、細菌に感染した細胞を死滅させる働きをもつナチュラルキラー(NK)細胞の働きが高まったという報告があることから、ヒトでも免疫機能調節に対する働きが期待されています。
さらに、フコイダンは、難消化性の多糖類であるため、腸管内で胆汁酸によるコレステロールの吸収を阻害し、その結果、血中コレステロール低下作用があります。


・ ガンに対する「アポトーシス作用」
私たち人間の身体は、60兆個の細胞で構成されています。細胞は新陳代謝によって常に新しい細胞ができ、古い細胞は死んでいき、入れ替わることにより60兆個が保たれています。
このように細胞が自ら死を選んで死んでいく作用のことを医学用語でアポトーシスと言います。
フコイダンにはガン細胞を自滅に導くアポトーシス誘導作用があるのではないかといわれています。


・ ピロリ菌阻害作用
フコイダンには硫酸基という成分が含まれていて、ピロリ菌は硫酸基に吸い付くという性質があるために、胃の中でフコイダンがピロリ菌などを吸着して体外に排出する効果があります。
さらに、すでに炎症を起こしている部分にも働きかけ、修復してくれる作用もあります。


摂取方法

フコイダン含有量はもずく酢一杯分(約40g)で1,008mg、ひじきの煮物40gで約680mgあります。1日の摂取量の目安は、約1000mgといわれているので、これだけで1日分が補えます。ほかにもワカメの味噌汁で45mgのフコイダンが含まれています。


注意点

通常の食材に近い成分であり、特に問題となるような副作用や健康被害は報告されていません。他のサプリメントや医薬品との相互作用は報告されておらず、併用は問題ないと考えられます。

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